2018年06月05日

水無月 遊景の宿平城

「遊景の宿平城」さまへ、展示の入れ換えに行ってきました。

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今回は今まで納めさせて頂いた皆様の写真を
パネルにしました。

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皆さん輝いておられるでしょう?
モデルをなさってるわけではなく
全員素人。。。とは思えないくらい素敵。

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日本各地から世界から、奈良を訪れた皆様のお目に
留まりますように。




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2018年06月03日

芥川賞作家河野多惠子が愛した画家ヘンリー市川

何の縁もない見知らぬ街、芦屋での個展に導いてくださった
安美さん。
心細い思いをさせないよう、連日ご友人をお連れくださり
個展会場を華やかにしてくださいました。


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「伯母がね、作家なの。きっと知らないと思うわ。
ちょっと難解な小説でね。河野多惠子って言うの。
蟹っていう小説に2歳ぐらいの主人がモデルの子が
出てくるのよ」


ご親戚に作家がおられるってどういう感じなんだろう。
私には別世界の話で、深く気にとめることもありませんでした。

数年後、文化勲章授与式のニュースで「小説家 河野多惠子」
が耳に入り、もしや、あの時のあの話の人かしら?
恐る恐る確認すると
「よく憶えていたわね、そうなのよ」

授賞の翌年、河野多惠子氏は亡くなられ、
2012年に亡くなれた河野多惠子氏の夫
洋画家のヘンリー市川氏の膨大な作品の
お世話をされることになりました。

「伯母に比べて無名だった伯父の絵を世に出してあげたいの」と。

河野多惠子さんは市川泰氏と結婚されてすぐに芥川賞を受賞。
このタイミングで結婚を世間に発表せず、文学一途という形を
通されたようでした。

ヘンリー市川氏は多惠子氏との結婚後、売り絵作家の道を
避けておられようで妻の河野多惠子氏も夫の作品を簡単に
手放すことを好まず作品を大切に保管されていたそうです。

2017年3月に大規模なヘンリー市川回顧展を見事開催
され、安美さんご夫妻は、伯母河野多惠子氏との最後の約束
を果たされました。


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「最愛の夫の絵を手放したくない」

この愛の形、愛の深さ。考えさせられました。



河野多惠子
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%9A%E6%83%A0%E5%AD%90








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